2008年6月8日日曜日

マンションなどという不動産を売るということは大変だと今頃気づく


自宅のマンションを売却する契約をしてから約1カ月過ぎた。今まで、自分は物を買う立場になったことはあっても売り手の立場の経験はなかった。マイホームとして買った自宅のローンはあっさり組むことができた。新築の土地と建物のためのローンも特に問題なかった。

今回は自分が、物を売る立場なのだが、専任媒介契約でお願いしているので「営業」をする主体は不動産業者である。物を買う立場であった時も、営業をされていたわけだが、その場合も営業の主体は不動産業者だった。

大きな違いは何だろう。先日、大家学びの会で、指摘されたことで最も自分が気づいていなかったことを気づかされた。「売る時はなりふりかまってる場合じゃない」ということ。つまり、業者にお願いしているからといって、ぼーっとしていてはだめだ。「売りたい主体」の自分が動いて、あらゆる手を尽くすべきだ。そういう具体的なアクションを「自分で」起こすべし。あの手この手のテクを色々伝授いただいた。

人に何かを頼むということは、その人にすべてを投げただけでは終わらない。その人がだめなら、自分で動いて結果を出させるようにまでもっていく。結局、自分の利益のために何かをやろうとしているのなら、自分が動けば良いというだけのこと。手数料を払うんだから、こちらが労働力を投入するのは、もったいないなどという考えは、物を売ろうとする人間としては、甘すぎる。甘すぎるが、つい、甘えてしまうのである。

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