2008年8月2日土曜日

賃貸併用住宅-収益物件をつくりたいなら追加工事は避けるべきだ

収益物件をつくりたいなら追加工事は避けるべきだ、ということを学んだ。ある程度、予測はしていたが、家をつくっている最中に次から次へと、建築契約をした時以外の出費を伴う工事などが出てくるのである。

便器にシャワートイレを付ける。そのトイレの横に風呂場があり、シャワーカーテンで仕切られる。これが電気設備的にはNGらしい。法律で決まっているわけではないが、電気設備でコンセントに接続する必要のあるものは、壁で遮断して、水がかからないようにするべきだということらしい。

この壁をつくるために、20万円近くかかるというお知らせが、建築家を通じて工務店からあり、仰天!した。建築費見積もりの最終段階でも、そんな話はまったく聞いていない。トイレと風呂場を壁を仕切らずに、カーテンだけの一体型の設計にしたのは、建築家であり、こちらの要求でもない。設計の段階で、シャワートイレを設置することも分かっているので、建築が始まってから、このようなものを要求されるのはおかしいのである。東京電力に聞くと、絶対に壁をつくらない、とだめだ、という訳ではないと言う。

結局、電源コードを電源に直付けにして、水の影響を受けないようにすることで、壁をつくらずにすむような話になってきた。

ここで、一段落と思っていたら、今度は、「漏電遮断器」というものを設置しなければならないというお知らせ。これを4カ所に設置しなければならないので、1個4200円を要求されている。これも、建築契約の時点で含まれていないのは、おかしい。

このように、建築が始まってからも、次々と追加工事や設備の名目で、新たな出費を迫られる。これらの出費の要求を、いちいち鵜呑みにしていたら大変なことになる。

当初は、何の知識もなく、始めた賃貸併用住宅ではあるが、いまや、少しでも利回りを増やすことにエネルギーを注いでいるつもりである。

追加の出費は、こちらが新たに要求したものでない限り、すべて建築契約の見積もりの中に含まれているはずである。そういうスタンスで、これからも話を進めていかねばならない。そう固く心に誓うのであった。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

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