2008年8月6日水曜日

不動産投資の勉強:賃貸住宅フェア-各種投資商品と比較した不動産の魅力と法則づくり

賃貸住宅フェア2008in東京で聞いたセミナー(8月5日)のメモ。

講師は午堂登紀雄さん。

最近は5~10億の物件が値下がりしている。損切りしたいファンドや業者が億単位の値引きをしている。

優秀な不動産業者と仲良くするべし。融資が通りやすい。選定にあたっては、実際に会って話してみる。会社の規模や知名度は、担当者の能力とは無関係。お金のニオイをさせて買う意欲を見せるべし。

ネットに出ているような物件は売れ残り。業者と仲良くなれば川上物件をつかみやすくなる。

資産を組み替えて負債比率を抑える。中途半端な物件は危険。

管理会社が管理したい物件とは、特徴のあるもの。あるいは手数料をたくさんもらえるもの。2カ月分の礼金を払えば業者は素早く動いてくれる。

管理会社の能力を見抜くには、入居率を見る。そのための戦略は何かを探る。例えば、リフォームコストを聞いてみる。クロスの㎡単価は?1200円では高すぎる。関東では600~800円くらいが妥当。

退去時の精算のスピードを見る。退去時に同時にリフォーム業者を連れてきて、すぐにリフォームにとりかかっているのか。退去の後、2、3日して、そこから見積もりを取っているようでは遅い。

管理会社との関係は適度に緊張感を持つべし。客付けなどで、あまり、あせっているように見えると足元を見られる。

部屋が狭いから客が付かないわけではない。14.58㎡でもよく入っている。65000~68000円取れている。人気の学芸大前5分だから。賃貸は場所と家賃のバランスで決まる。

融資付けは常識にとらわれていてはダメ。RC、区分、自己資金ゼロ等々。RCは特定の銀行が好き。区分はだめという銀行もあるが、良い場合もある。自己資金ゼロの場合、債務超過になれば、2件目はNGだから1件目は重要。

どの金融機関に持ち込むかが重要。木造や利回りが好きなところもある。最近は、それぞれの金融機関の物件に対する評価基準が固まってきている。物件の種類と金融機関の組み合わせを間違えなければ融資は通る。現在は融資はしぶいが、お金のある人にはチャンス。3~10億の物件はまだ下がる。

不動産投資はチームプレーである。

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