2008年8月17日日曜日

底値で買うという投資の王道を中国料理店で実践されている

先週の日曜に、お世話になっている中国料理店「チャイナハウス-龍口酒家」で食事をして、投資の王道のようなものを気づかせていただいた。

マスターが、包丁で、下ごしらえしていた、キノコ様のものを見て、尋ねた。なんとこの時期にマツタケだった。「中国産だよ。この時期は安いけど、日本産が出てくると、中国産も同時に値が上がるから」

そういう説明だった。なるほど、旬になると人気のある日本産の値は上がるのだが、それに釣られて、人気のない中国産も値が上がるらしい。

今、中国産を買って、料理すれば、お客さんに安値でマツタケ料理を提供できるということだ。このお店のシステムは、すべて、おまかせで、次々と出される料理を黙々と消費して、食べられなくなったら自分でストップをかける。自分が止めた時点で、この日マツタケが食べられたかどうかは、「時の運」だったわけだ。

「安く買って高く売る」というのが投資の王道である。このお店の場合は、良いものをリーズナブルな値段で提供することが、基本である。安いマツタケで、大もうけはできないだろうが、その日、食事をしたお客の満足度が上がったのなら投資成功だろう。

中国産は、香りがいまいち。そういう評価もあるようだが、この日いただいたものは、良い季節の香りを漂わせていた。

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