2009年11月18日水曜日

空室対策の効果的方法、リフォーム推進か賃貸仲介への営業か

東京のRCの空室を埋めるために色々とやっている。

最初はリフォームで、部屋を魅力的にすることを考えた。ただし、あまり金を使いすぎずに。

管理会社(現在は解約)を使って、施工した部分もあったので結構、金はかかった。

空室を、より魅力的にするために、どうしたら良いのか。

これに金とエネルギーを費やす方が良いのか。

賃貸の客付け仲介業者への営業を強化した方が良いのか。

答えは、簡単には出ない。

たぶん両方を強化することが空室対策の最も効果的な方法であると思う。

部屋の造作や見栄えを向上させることは、物を売っている会社ならば、製品をすばらしいものに変えていくということと同様の努力だろう。

客付け業者への営業を強化するということは、マーケティングの戦略である。

いくら製品が、すばらしいものであってもマーケティングが稚拙であれば売れない。

いくらマーケティングのテクニックや戦略が洗練されていても製品がしょぼくては、売れないだろう。

どちらか、ひとつに力を入れれば良いというものではない。

両方をやれば、かけ算の効果で、借りたいという人が、現れる確率が高まるのでないのか。

製品向上とマーケティング戦略の両輪をうまく回転させていくという努力が、賃貸経営にも不可欠だと思う。

賃貸経営も、モノを売るというビジネスと極端に違うことはない。

そういうことを、実際に賃貸業を経験させていただきながら学んでいる。

どの程度、どのようなリフォームをすれば空室が埋まるのか、という問いに対するインスタントの解はない。

どれくらい、不動産仲介業者に広告費を払えば、賃借人を獲得できるのか。これも答えはない。

それは、その地域や賃借人が求めているもの、物件の環境・条件によって、大きく変わる。

こういう変数を自分で変えていけるのが、不動産賃貸経営ではない投資との大きな違い。

自分で変えていけて、もうけを増大させていける可能性もあるが、それを実行するためには、多大なエネルギーと時間を費やすことも覚悟しなければならない。

世の中に「不労所得」などというものがある。

そんな幻想を振りまいているのがアパート経営・不動産投資の特徴のひとつかな。

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