2010年5月12日水曜日
不動産経営:家賃は家計の中で最も順位が低い人が滞納する?
うちの物件でも何人か毎月の家賃の入金が遅れる賃借人がいます。
困ったものですが、この人たちのお金の使い方までいちいち「教育的指導」をすることは不可能です。というか、したくない。
他人の価値観を自分の尺度で考えてもだめなことは分かっています。
でも、言いたい。
家賃は、あなたの支出の中で、最優先な項目と考えるべきでしょ?
この「私的」一般常識が通用しない人たちがいるのです。
家賃の支払いを遅らせたり、滞納したりする人たちの経済的特徴は、あるそうです。
やたらタクシーを使うというのもそのひとつだそうです。
私なんかタクシーは恐ろしい乗り物というイメージしかないのでなかなか乗れません。
メーターが上がるたびに怖くなってきます。
タクシーが怖くない人は、家賃も怖くないのでしょう。
というわけで、先日、家賃を遅らせる常習者の方の玄関であるものを発見して、ひいちゃいました。
ソバ屋で店屋物を出前して食った残骸があったのです。
私は、家賃も払えないお金に困った人というのは、いったい何をやっているのか想像がつかなかったのです。
これで、やっとうすうす気づきました。
そうです!
ただ無駄遣いしているだけなんですね。
家賃が払えなければ住居を追い出されて大変なことになるかもしれないはずなのに、店屋物をのうのうと食える神経が全身をめぐっているのです。
でも、なぜか家賃を遅らせたのに、次月は期限までに支払うという覚え書きには署名して返送してくるという律儀さがあります。
このあたりもなーんも考えてない証拠かもしれません。
不思議です。
私がその人の立場なら、出前のソバをすすりながら、そんな紙切れは破り捨ててポイです。
賃貸業を始めてみると、色々な人間の生態が見えてきます。
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