収益不動産投資に限らず人のアドバイスを鵜呑みにしてはいけない

不動産は場所、建築物の状態、入居者など様々な変数があります。

これをこうやったらうまくいきますよ。

そういうことをまったく条件の違う物件のオーナーに対して言っては
いけないと思います。

つまり正解はひとつではありえないということですよね。

２００８年から収益物件の勉強を始めて、振り返ってみると何十冊も
本を読んで、セミナーも参加しました。

不動産投資の賃貸経営、いわゆるインカムゲインを得る手法について
ひとつだけ正解のようなものを発見しました。

「物件を自分で購入し経営してからわかることの方がはるかに多い」

つまり、

あなたの物件はあなたの物件のある地域・建物・賃借人、その他様々
な条件により

「オンリーワン」

の存在となっています。

ということは、物件を経営しているオーナーが、経営がうまくいく方
法を考え出さなければいけないということです。

まったく違う条件を持つ物件を持つ他人の言うことを、助言として受
け止めるのは問題ありませんが、危険なのは、鵜呑みにしてそれが正
しい解決策である、と信じてしまうことです。

ここまで書いてきて思いつきました。

別にこれは不動産投資に限ったことではないな、と。

ある商売をしていて、自分の商売がうまくいっていなくて同業他社
からアドバイスを受けてもうまくいくとは限りませんよね。

ひとつひとつのビジネスは不動産と同じように様々な変数があるわけ
で、ひとつとして同じ変数を持った商売があるわけではありません。

マクドナルドがどんな統一ノウハウを持っているのか知りません。

でも、立地が違えば明らかに、同じ手を使って何かの問題を解決する
ことはできないはずです。

マニュアルや人のアドバイスなんて、限界があるし、ある人にとっては
うまくいっても、ある人には害になることもあります。

そういう気づきでした。

そうは言っても人のアドバイスに少しでも惑わされなくするための

最低限の基礎は必要です。

私はここで基礎をスタートさせました。

不動産投資の学校
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収益不動産を含む投資で勝ち負けは必ずあるけど不参加なら勝ちはない

投資で勝ち負けは必ずあります。

収益不動産でも例外はありません。

勝ち組が１００％ということはありえませんよね。

膨大な数の負け組とほんのわずかの勝ち組がいるだけです。

私は今まで何度もなぜボクシングをそんなに見続けるのかと
聞かれるたびに説明するひとつの事実があります。

人生で大切なことはすべてボクシングで学んだ。

これだけです。

勝負の世界には勝ち負けがあるのは当たり前です。

さらに当たり前なのはボクシングでは圧倒的に勝率の高いボ
クサーのみがチャンピオンとなり、富と名声を得ることがで
きます。

圧倒的大多数の負け組の上に君臨できるのがチャンピオンです。

投資にも色々あります。

株、FX、先物、不動産．．．

すべてわずかの勝ち組と大多数の負け組で構成されています。

ですから、

「あなたも必ず勝ち組に入ることができる！」

そんな謳い文句で何かを売り込む商売は「サギ」と思って間違いあり
ません。

でも、

何もしなければ負けもしないけど、

勝ちもありえません。

負けないために何もしない。

そういう選択肢はあります。

でも私は勝ちの可能性がある方を選びました。

一歩を踏み出すためには勉強しなければお話にならないのかなと
思っていました。

ここで学んだことが１００％役に立つとは言えません。

でも、ここで一緒に学んだ仲間がすでに収益不動産を購入し、
着々と資産を構築しつつあることは事実です。

私は２００８年にこの学校で学んでから、現在までに３棟２８戸
を所有することになりました。

ここでも勝者は「わずか」です。

一緒に学んだクラスで実際に収益不動産を買った人は１割もいかない
と思います。

負け組に入りたくて行動する人はいませんが、

行動しなければ勝ちは１００％ありえません。

不動産投資の学校
↓
http://bit.ly/jhA6o8

競売で不動産を買うのは意外と怖くないかも

竹内かなとさんの本「働かずに年収３３３万円を手に入れて「幸せ」に暮らそう！」
はヤフオクと不動産の二部構成です。

ヤフオクでお金を貯めて、そのお金で不動産を買い勧めた経緯とノウハウを公開されています。

不動産投資の手法は競売で一戸建てを現金で買い賃貸経営をすることです。


私は一棟もののアパートしか投資物件としては購入していません。

なぜならローンを使って買いたかったからです。

このローンを使う手法は、ローンを組めない人にとっては意味がありませんん。

ですから、ローンが組めない、あるいは「借金はぜったいにしたくない」という人には、この本の手法はお勧めです。

私は３年ほど前、不動産投資家の集まりで競売でアパートを買ったという方と話をしました。

結論的には、その方は二度と競売で物件を買うことはない、という話でした。

なぜなら、

とっても面倒くさかった

からだそうです。

不動産業者を通さないので何から何まで自分でやらなくてはならなかったのです。

そんな面倒くさい思いをするなら仲介業者にお金を払って普通に買った方が良かった。

そういう思いを語られました。

物件を安く仕入れるために競売に参加するわけです。

それにかける時間とエネルギーを加算すれば、普通に不動産業者を通して買うのと同じに
なる。

それなら結局、表面上は高く見える物件を買った方が合理的ではないか。

そう納得していました。

さらに、不動産業者さんから聞くところによると、最近は素人が競売に多く参加するよ
うになったので物件価格が上がり、競売の本来のウマミがなくなったそうです。

というわけで、ウチでは競売で物件を手に入れようなんてまったく考えなくなっていま
した。

今でもこの考えは基本的には変わりません。

しかし、不動産を買い続けていく間には、どのような状況の変化があるかわかりません。

サラリーマンをやめればローンは組めなくなる可能性があります。

アパートの客付けが難しくなれば、戸建てがほしいと思うようになるかもしれません。

この本を読んでみると竹内さんの競売で仕入れる手法のノウハウは思ったより大変そうではなさそう。

そう感じました。

競売の方法がわからなくても裁判所の職員は実は優しく教えてくれる。

現地に調査に行って怪しまれても、そのスジの方でさえ話をしてくれる。

法律的に分からないことがあってもネットで相談はできる。

その他いろいろ、競売で物件を買うことに関しての経験談と実践的ノウハウは
てんこ盛りです。

不動産はその人の柔軟性次第で、入るお金は大きく変わります。

ヤフオクのノウハウは頭金を貯めるための実践的方法としては素晴らしいですね。

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