2011年8月9日火曜日

収益物件のプロパンは大家に不利になる地域がある



収益物件のガスは都市ガスがある地域なら、普通、購入した時点で都市ガスですよね。

ところが、物件の大家としてプロパンガスの方が有利な点があるということを聞いていました。

それは、給湯器が故障したり寿命がきたらプロパンガスの会社が無料で修理や交換をしてくれるということでした。

給湯器は競争の働かない品物らしくて結構高くつきます。

そう頻繁に替えるようなものではないけど、無料で対応してくれる業者がいるというのはありがたいことです。

ところが、これは一面的な考えだったことが分かりました。

基本的にプロパンガスの料金は都市ガスに比べて割高です。

この割高な部分の儲けが、契約している大家への過剰なサービスに回っているようなのです。

つまり、賃借人の負担になっているわけですね。

ですから、アパートを探している人で、プロパンの割高な料金を知っている人は、部屋探しの候補からプロパンガスの物件をはずしてしまうそうです。

賃貸の営業の方がこのような話をしているそうです。

うちも実は昨年購入した物件で、管理会社の社長さんからプロパンへの交換を打診されていました。

上記のように無料サービスなどが付いてくるので、てっきり収益物件ではプロパンの方が良いよね、などと無邪気に考えていました。

結局、替えなくて正解でした。

ガス給湯器などは修繕費として経費計上か、償却資産にできるので、無理に無料にしてもらう必要はありませんね。

部屋探しの対象からはずされることが大家にとっては最も危ないことです。

営業マンもお客さんを連れてきてくれません。

そういうリスクを取ってまでプロパンを使う理由はないようです。

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