2011年12月20日火曜日

不動産投資の勉強:リスクを考えると新築購入は危険



不動産投資のリスクを考えると気が滅入ってやる気がなくなります。

リスクではなくメリットについて考えたいものです。

でも、ボクシングではディフェンスができないボクサーをリングに上げては危険です。

命の危険があるのです。

攻撃だけなら誰でもすぐに身につけられます。

攻撃と守りが一体となったボクサーだけがトップレベルを維持できて生き残れます。

不動産投資ではリスクに気づかず、さらにリスクを最小限にして回避する方法を知らなくても「リングに上がれます」。

不動産も「儲けるかもしれない」と思って買う瞬間が一番楽しいのです。

買った後に起こる辛さやふりかかってくる難題については考えたくありません。

収益物件は買って、運営して、税金を払って、売却してひとつのサイクルが終わりです。

売るつもりがなくて一生保持ならそれでもいいでしょう。

この考えは賃貸に出す収益物件でもありですが、自宅として不動産を持つ場合は、通常は一生保持することを前提にしていると思います。

これは実はあまりメリットはなく、リスクの方が大きいのです。

なぜなら新築の家は買った瞬間に資産価値は下落するからです。

こういうものを35年ローンで買ってしまうと、家を売らなくてはならなくなった時に残債の返済ができなくて、貯金がない場合は悲惨です。

実は、不動産投資などという酔狂なことをする人だけではなく、投資なんか何の関係もない、と思っている人は不動産を買うという行為で、予期せぬリスクを抱えてしまうのです。

このことは、不動産投資をすると決めて、勉強を始める前まではまったく考えていませんでした。

まったく考えていなかったので、新築を建てるなどという大きなリスクを背負うことを実行してしまいました。

リスクに関しては、もう手遅れなのです。

しかし、運良く、収益物件を買うことができたことにより、なんとか持ち直す方向に向かっています。

それでも答えはひとつのサイクルが終わるまで出ません。

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