2011年12月21日水曜日

収益物件空室対策:斬新なリフォームやフローリングへの変換は無駄になるかも



ガラケーからスマホへの転換というのはかなりの適応の変化をユーザーに迫ります。

2012年以降、携帯キャリアの大手はガラケー(旧型携帯電話)の新機種販売をしない方針であるという記事を読みました。

これはスマホを使いたくない人にとってはショッキングな話ですよね。

こういう過激な変化は賃貸住宅の経営には起こりにくいと思います。

人間が住む場所なんて数百年前からそんなに斬新には変わっていません。

未だに畳の部屋が良いという人もいるわけですから。

収益物件の空室対策でよく言われることが

畳の部屋はフローリング(洋室)に変えろ、

という技です。

不動産屋さんに言われることもあります。

フローリングの方が「決めやすい」そうです。

ウチの3棟の物件はすべて畳部屋ありです。

それでも借りてくださる方はいます。

ちょっと冒険をしたフスマの柄はいやなので変えたいと言われた方がいます。

住む部屋に新奇なものを求める人は少数派のようです。

十分に需要はあると思われる畳の部屋をわざわざフローリングに変えてしまうのはお金の無駄かもしれません。

収益物件も様々なレベルがあります。

そのレベルに合った方しか住まわれないのです。

住む部屋に独自の世界を欲する人は自分で作り上げるのが好きな人だと思います。

こういう方たちに住んでいただくのも、無理してつくり込んだものではなく、できるだけプレーンな部屋を提供した方が良いような気がします。

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