2012年1月10日火曜日

海外不動産投資を成功させるためのリスクは日本市場より高い



ここ2年でラスベガス、NYC、ニュージーランド、バンコクの現地不動産業者から面談で話を聞き物件を見ました。

現在の結論は外国での不動産投資でインカムゲインで稼ぐのは難しいと推察しています。

同様の手法(インカム)なら日本の方がかなり有利だろうということも予測できます。

なぜなら日本より融資金利の低い国はないからです。

外国で現在成長している市場ならキャピタルゲイン狙いはあり得ると思いますがこれはギャンブルの要素が強いのです。

キャピタルゲインを成功させるには、その国の経済のひとつのサイクルで「安値買い高値売り抜け」を成功させる必要があります。

このためには現地情報をリアルタイムで詳細に知る手段と分析能力が必要です。

なんとなくという「勘頼み」では必ず失敗します。

ましてや、「今こそ海外投資の旬」と宣伝する人たちがいるならば、失敗の可能性は高いと思います。

インカムゲインを得るのは難しい。

キャピタル狙いも難しい。

ならば日本でインカムゲインでじっくりキャッシュフローを貯めるのが得策ではないでしょうか。

日本にいながら日本国籍を持ち、融資の条件も外国人と比べれば有利ならばわざわざ難しい外国での不動産投資に挑む理由はないのです。

ただ、チャレンジするのは自由であり、いわゆる自己責任ですから誰も止めることはできません。

このような投資を勧める業者が存在することに対しても誰も文句を言うことはできません。

投資は自由です。

ただ、より難しい投資へ走るのはチャレンジでありリスクが高まります。

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