2012年1月13日金曜日

不動産投資の価値・価格を決める基準はユニバーサル



タイで不動産業者と話していたら賃貸の事情やマンション・戸建を買う人の事情は日本と似ているのだなと感じました。

結局、バンコク都心で賃貸に住むレベルの家賃を払えるのなら、こういう人はローンを組んでマンションか戸建を買えるのです。

ところが、「家」を買いたい人というのはマンションではなく戸建に住みたいらしく、そうなると家賃程度のローン返済で済むような戸建は郊外にしか存在しないのです。

これは日本も同じ状況です。

バンコクでは現在の特殊事情として都心のマンションは高値になっているそうです。

理由は洪水のリスクです。

戸建よりも高層マンションの方が洪水には強いだろうという心理が働いているようです。

もうひとつのバンコク不動産でのポイントはスカイトレーン(BTS)です。

スカイトレーンの沿線は人気があるのです。

バンコクの激しい交通渋滞に巻き込まれずに通勤ができるからです。

バンコクの都心に住むなら恐ろしい交通渋滞に巻き込まれないというのがかなりのアドバンテージになるのでしょう。

ですからバンコク中心部のスカイトレーンの駅周辺の物件が人気があり、同じスカイトレーンでも都市中心部から離れた駅の不動産は安くなるわけです。

このような不動産物件の価値(価格)と場所の関係というのは、日本の状況とほとんど同じであり、おそらくユニバーサルな現象だと確信しています。

不動産投資は場所の価値を知り、その場所が持つ価値が価格を上回る場合だけの条件で買うべし。

この原則は世界中どこでも当てはまるはずです。

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