2012年1月19日木曜日

デフレで成長なし、は不動産投資家にとって幸せか


日本は失われた20年を疾走中です。

失われたんじゃなくて二度と戻らない雰囲気です。

デフレ継続で成長ほとんどなし。

ブータンが人気です。

経済成長なんか、とんと関係なしに

「幸せ」とかいう曖昧な指標を数値化して国民を安心させようとしているかららしいです。

日本もそれをまねたらどうか、という人もいるようです。

いや、とっくの昔に日本は成長のない幸せを実現しています。

デフレで物価が下がり、成長もしていません。

物価が下がったので牛丼やハンバーガーは安くなり、外食でも食うに困りません。

車なんて乗る必要ない人はもう車さえ買いません。

世界の幸せ指数の高い国はブータンではありません。

ここにあるのです。

ただし給料もじわじわ下がっています。

でも牛丼・ハンバーガーで生きていけます。

なんと、不動産投資家という酔狂な人種の方まで、

「超低金利」という世界最低の金利の融資で賃貸経営ができるという恩恵を受けています。

食うに困るから自殺する、という人はたぶんこの国にはいません。

銅像をあちこちに建てたがる独裁者もいません。

だから暴動も起きません。

幸せ指数は

成長をあきらめた国

あるいは

成長しそうにない国

には合った考え方かもしれませんね。

全員がハッピーということなどありえません。

「幸せ」という共同幻想にひたれる感覚が最大限に増えれば良いのです。

さすれば不動産投資なんてする人もいなくなります。

貧乏投資家にとっては天国となります。

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