2012年3月6日火曜日

いなかでアパート銀座になってる場所は無理やりハウスメーカーに建てさせられたのだろうか



たまたま用事があって行った関東の某大学の周辺を歩いていて驚きました。

大学へ通じる道路脇はアパートだらけだったのです。

アパート銀座といってもいいくらいの密集度です。

大手のハウスメーカー製のものが多かったようです。

レオパレスもありました。

このアパート群の中に賃貸仲介業者がこれまた林立していました。

大手の仲介業者と地元の業者が混じっています。

この近辺のアパートの管理と賃貸仲介が収益源なのでしょう。

明らかに大学の学生を目当てに建築されたと思われます。

物件調査が目的ではなかったので空室率を調べたわけではありません。

需給のバランスがとれているのなら、それはそれで経営は成り立つでしょう。

地主の方が新築したのなら建築費だけですから、よっぽどぼられたのでなければセーフかと思います。

この駅周辺地域の人口は調べていませんが、急行の止まらない駅で、大学以外に目玉になるものはありません。

冷静になって考えると、学生も大学に近いからと言ってここに住まなければならない必然性はありません。

もっと家賃の安い地域に住みたいと思うかもしれません。

現実に隣の駅の周辺にもアパートはありました。

すでに供給過剰となっているのなら客付けは悲惨です。

学生の数が減少したらどうするのでしょう。

大学のキャンパスが消滅したらどうなるのでしょう。

これらのリスクは、アパートを新築しようと計画する人なら、考えつくと思います。

わかっていてやるのなら、かなりのチャレンジャーです。

もっとすごいのは、こういう地域でアパートを建てることを勧めて、現実に建てさせてしまうハウスメーカーの営業力です。

リスクを理解している人たちを説得して営業を成功させたのなら、さらにすごいことです。

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