2012年3月15日木曜日

住宅ローンの連帯保証人には喜んでなるがアパートローンには絶対ならない人は普通か



奥様が住宅ローンの連帯保証人には喜んでなってくれるのだが、アパート(収益物件)ローンの連帯保証人にはなってくれないので困るという人の話をどこかで読んだ記憶があります。

そもそも連帯保証人なんか、どんな場合でもいやですよね。

私の父は親が連帯保証人になったせいで家の財産を失ったそうで、絶対に連帯保証人にならないことを貫いていました。

ようするに他人が負うリスクを最終的には私が負いますよ、というのが連帯保証人の役目です。

では、住宅ローンと収益物件へのローンはどちらがリスクが高いのでしょうか。

不動産投資家にとっては収益物件をローンで買うということが間違いなくリスクですから、リスクが怖いという人はそもそもそんな投資なんか、やらないはずです。

住宅ローンについては、普通の人は「投資」であるという意識はないので、ほいほいリスクを取ってローンを組んだり連帯保証人になったりします。

住宅ローンを給料から返済し続けるとするならば、ローン完済まで給料をいただける状態が続かなければなりません。

まったく繰り上げ返済をせずに35年間払い続ける間に収入の手段を失う可能性は誰にでもあります。

収益物件のローンの場合も完済する前に返済できなくなる可能性は当然あります。

ローン返済ができなくなったら売ればOKでしょうか。

収益物件の場合は残債が実売価格を上回ってしまったら追い銭を払わなければなりません。

あれ、これって住宅でも同じことですね。

住宅ローンも払えなくなったら売っちゃえばよいですよね。

でも、1点たぶん収益物件と大きく違うところは、残債の残り具合でしょう。

新築住宅を買った場合、買った瞬間に売れる価格を大きく下回ります。

まかり間違って、バブル的に不動産市場が沸騰すれば、購入価格より高く売れることもあるかもしれません。

これは、現状ではありえそうもない話です。

収益物件の場合、中古で積算価格と同じかそれ以下で買っていれば、売価が残債を下回る可能性が低くなります。

ということは住宅ローンよりも収益物件ローンの方がちょびっとリスクが低いということになるのでしょうか。

これを判断してローン実行したり連帯保証人になることは、あなたの人生観の問題です。

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