2012年3月27日火曜日

税金を払いたくない人は不動産投資をしてはいけない



何度も同じ事を書いているような気がしますが、実は節税のためには不動産投資が最も効果的だと確信して投資を始めたのです。

減価償却という素敵な税務上のマジックで所得額が抑えられるという点です。

ほかのメリットはあまり考えていませんでした。

ですから現在でもなんとかして、このメリットを生かせないかというのが不動産投資の中心課題のように思っています。

ところが、最近、ちょっと頭に浮かんだのですが、例え税額を現在抑えたとしても将来的には必ず抑制された分の税額を払わなければならないことになるよね、ということに気づきました。

イタチごっこのような感じですが、「節税」とはそういうことのような気がします。

そもそも収益物件だろうと何だろうと不動産を所有すれば、あっという間に高額納税者になれます。

固定資産税、都市計画税、不動産取得税...おっと消費税も払ってる!

不動産を買うと「もれなく納税が付いてきます」という感じですね。

税制というものは、ものすごく奥が深い伏魔殿のような世界です。

いったん入り込んだら、逃げ出すことはできません。

逃げ出すことはできないので、自分で一生懸命に素敵な穴を探そうとするのですが、いつのまにか元のところに戻ってしまって、さっき見た穴は全部ふさがれている。

そんな感じです。

士業の中でも会計士というのが最も稼ぐ人たちであるというような話をどこかで読んだことがあります。

税制の伏魔殿の中をうまく渡り歩く先導者の役割を果たせるからでしょうか。

うまくいけば錬金術となります。

はずれれば大損です。

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