2012年4月1日日曜日

宅建の免許を持たない業者の仲介で収益物件を買うメリットは



収益物件の話で業者を紹介してくれるという人がいたので、その「業者」とお会いしました。

その方は会ってからすぐに「(宅建)の免許は持っていません」と白状なさいました。

業者と聞いていたので、いわゆる「業」として免許のある会社なのかと思っていましたが、いわゆる「ブローカー」というカテゴリーに入る方でした。

こういう種類の人と不動産の取引では会ったことはなかったので、どういう仕事をしているのかな、という観察をすることになったわけです。

宅建の免許を持たない業者なので、宅建に縛られる規制の外にいます。

ですから仲介手数料とかいう概念はありません。

この方には物件価格の6%をお支払いしなければならないようでした。

「コンサル料」とかいう名目のようです。

宅建業者の約2倍です。

通常の不動産業者にお願いすれば3%で済むところを約2倍のプレミアムが加算されています。

プレミアムが上乗せされているということは、当然売買される収益物件もプレミアムのある素敵な物件である必要があります。

今回、紹介していただいた物件には素敵なプレミアムはありませんでした。

通常の宅建業者でもご紹介いただけるような物件でした。

つまり、買い手には何のメリットもないということですね。

ただし、ひとつだけ、ひょっとするとメリットがあるのではないかと気づいたことがあります。

こういうカテゴリーの方に収益物件取引の仲介をお願いする場合は、今回の逆サイドからお願いすればメリットがあるのではないかということです。

うまくいけば「プレミアム手数料」をお支払いしても良いかもしれません。

ヒントは

「お口が上手」

ということです。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

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