2012年4月16日月曜日

不動産投資物件で一番おいしいのは相続物件なのか



不動産投資物件の買主から見て一番おいしいのは相続物件なのでしょうか。

現実には相続物件の収益物件を購入したことがないのでなんとも言えません。

しかし、相続された方で早く売り払ってしまいたい、という理由で売りに出されていた収益物件をいくつか見たことはあります。

こういう物件は所有者が賃貸経営には疎かったりするので、物件は荒れた感じの方が多いようです。

一度見た物件は天井に穴が開き、ぼろぼろの残骸が部屋に放置され水漏れがしていた、というものがありました。

親から相続したのだが、うまく賃貸経営できなくて、リフォームも面倒くさくなり売りに出したようです。

この物件は格安で売りに出ていたのですが、当時はリフォームにいったいいくらかかるのかわからないし、このような物件を買って維持していけるのか、色々と不安でした。

そうこうしているうちに、不動産業者が結局この物件を購入したという話を仲介業者から聞きました。

しばらくすると、その物件はまた売りに出されていました。

業者が転売目的で買ったわけです。

業者が仕入れて、利益の上がる価格を上乗せして再び収益物件として売っていたということは、最初の値付けは相当お買い得だったということですね。

残念なことをした、と思いました。

この時の経験からボロボロの物件は勇気が必要だが「買い」であることが多いのかなと思いました。

人が買わなそうなものにこそ、安く収益物件を仕入れられるチャンスがあります。

そういうものは相続であったり、賃貸経営そのものがオーナーの手にあまるものだったりします。

こういうチャンスをものにできるかどうかは、不安になるようなボロさや荒れた状態に耐えられる胆力と資産的な準備が鍵となります。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

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