2012年4月20日金曜日

中国人でお金を持っている人が山手線周辺で収益不動産を買っているという噂は聞いていました



最近、中国人でお金を持っている人が山手線周辺で不動産を買っているという噂は聞いていました。

実際にそのような実例を確認できました。

山手線の駅から徒歩5分以内の地域での物件です。

ただ、残念ながら場所は素晴らしいのですが、オーナーがやっている(やろうとしていること)が限りなく危うくて買えそうにないのが残念です。

収益物件ですから、レジであれ商業物件であれ、まともなビジネスから賃料が取れるような状態なら問題ありません。

今回はそういう状況にありませんでした。

おそらく日本人でこの物件を買える人は、あまりいないのではないでしょうか。

外国人向けに不動産を売買している不動産業者のサイトの中のビデオで米国人コンサルタントが話していました。

「日本はビジネスを行うのに非常に参入障壁が高い国」だそうです。

「だから私のコンサルを使ってね」という営業なわけです。

このコンサルの人が言うことは確かに当たっている部分もあると思います。

しかし、冷静に考えると、どんな国にも参入障壁というものは存在します。

ですから外国人が知らない国でビジネスに挑戦する際にはコンサルタントに頼るのでしょう。

資本主義というおおまかな共通の枠組みで、書かれている法律もその枠の中で通用する、という認識が、世界中のビジネスマンにはあるかもしれません。

中国人でも日本は「資本主義」のルールで動いているのだと認識しているのかどうかはわかりません。

世の中にはルールというものがあります。

いわゆる法治の世界です。

現実には文字に書かれたルールもありますが、明文化されていないものもあります。

ですから、「明文化されていないルール」という障壁に阻まれて、うまくビジネスができていないのかもしれません。

この物件は所有者が買ってから半年もたたずに売りに出されています。

どのような理由があるのかはわかりませんが、この所有者は日本の銀行のローンで購入していますので、不動産売買と収益物件の取引はおおまかな枠組みでは世界共通といえるのではないでしょうか。

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