2012年4月23日月曜日

不動産投資の勉強:シェアハウスを苦し紛れの方策で賃貸経営に利用すると失敗するのではないか



シェアハウスを苦し紛れの方策で賃貸経営に利用すると失敗するのではないか。

最近、売りに出されている収益物件を見ていてそう思いました。

数年前から流行り始めたバックパッカーが宿泊するようなスタイルのシェアハウスは賃借人が長期間定住する可能性が低いので、賃貸のビジネスモデルとしては厳しいのではないでしょうか。

家賃が低いうえに、出入りが激しく、リフォームや管理のコストがかかるのなら、わざわざシェアの形態にするメリットはありません。

賃借人を定着させる方策はオーナーが考えて、なおかつ管理まで責任を持つということになるとかなりな負担です。

サブリース契約を結べる状態が続くのなら成功でしょう。

狭い部屋と共有スペースで成り立つシェアハウスの形態は、きちんと機能するコミュニティーを構築することができるかどうかが鍵になると思います。

コンセプトが先にあり、箱はそのコンセプトに基づいてつくらなければならないでしょう。

ローンで収益物件を購入する投資家が手を出すには難易度が高い不動産投資のスタイルではないでしょうか。

無借金で所有の物件ならこのような遊びもありかもしれません。

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