2012年5月14日月曜日

不動産投資の収益物件でなぜワンルームではダメなのだろうか



なぜワンルームではダメなのだろうか

現在所有している3棟の収益物件でワンルームの部屋はありません。

2DK以上のファミリー物件です。

不動産投資を始めようと計画した時は特に部屋の広さや間取りはあまり意識していなかったように思います。

しばらく物件調査をしていて現実的な問題に気づいてワンルームは避けようと決めました。

基本的にワンルームの収益物件は

「飽和している」

と気づいたのが大きな原因ではないでしょうか。

多すぎるのです。

客付けが厳しいし、現実に「飽和地域」では実際に都心駅近の物件を持っていた大家さんもあきらめて売却したという話を聞きました。

たとえ飽和していても入居者がいるのならOKではないかという意見もありますよね。

でも、なかなか空室が埋まらないという状況は精神的に辛いものがあります。

しょっちゅう入退去があるとリフォーム代が多額になります。

忙しいうえにお金がかかるというのは最も避けたいドツボパターンです。

もうひとつワンルームを避けたい理由は

部屋が狭いと工夫のしようがない。

ということです。

空室ができた際の対策として狭いワンルームでは部屋をつくりあげる方法が限られます。

部屋数があって、そこそこの広さがあればリフォームやリノベを考える余地があります。

さらに、最近は単身者でも広めの部屋を好む傾向があると思います。

「お金がなくて狭い部屋にしか住めない」という窮乏者はネットカフェに住んでしまいます。

アパートに住む程度の経済的余裕がある方は、都心ではワンルームは腐るほどあるので、家賃を少し高めでもよいと思えば、より広い部屋を選ぶでしょう。

最悪でも複数部屋のあるアパートならワンルームに近い家賃帯で貸すこともできます。

ワンルームで需給が飽和していれば、値下げ合戦の泥沼にはまりこむしかありません。

およそ、こんなところがワンルームを避けてファミリー物件を選ぶ理由でしょうか。

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