2012年9月29日土曜日

新聞やGoogleがなくなっても不動産の需要はなくならない

外的要因にビジネスが揺るがされない。

そんなビジネスはありませんよね。

でも、外的要因によって売り上げが激しく上下するビジネスと、そうでもないビジネスがあるのではないでしょうか。

普通に自分の身の回りを見渡しても、そんな例はいくらもあります。

まず、飲食業。

10年も持てば立派なものです。

実際に10年持つ事業というものは少ないからこそ、不動産などとは違って20年以上も融資してくれる金融機関などないのでしょう。

株の帝王バフェットは絶対にIT企業には投資しないと言います。

そうは言いながら最近、ローカル新聞に投資し始めたのは面白いですね。

冷静に考えると新聞産業というのは結構古いものです。

「紙の媒体のメディアはなくならない」

帝王のそういう読みなのでしょうか。

紙の新聞は米国では壊滅しかけています。

ネットの情報に食われてしまっているのです。

あっという間に部数が激減して沈没寸前です。

新聞を脅かすメディアはいったい何のか。

ラジオが現れても新聞は消えませんでした。

テレビが現れても大した影響はありませんでした。

なんと1990年台後半になって現れたインターネットに駆逐されようとしています。

バフェットが絶対投資しないというIT技術により駆逐されかけている新聞産業に投資しにいくというのは皮肉な現象です。

新聞より、さらにずーっと古いビジネスはもちろん「不動産」ですよね。

不動産だって外的要因により、大きく揺さぶられることはあります。

新聞やITやネットと大きく違うのは、不動産の賃貸物件や建物自体が人間から要求されなくなる、ということは考えにくいというところですね。

新聞やGoogleがなくなったら、世の中の利便性は変わるかもしれません。

でも生活できなくなることはありえません。

住むところやビジネスをする場所がなくなるというのは本当に困りますね。

不動産には根源的な需要があるということです。

根源的な需要がある場所でビジネスをするのが最も安定するのではないでしょうか。

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