2012年11月27日火曜日

銀行の都合で不動産投資の物件を買うのは銀行を儲けさせるだけ



収益物件はいったい何を買えば良いのか。

これは不動産投資を始めて、収益物件を買い進めようと動き始めた時の最大の悩みでした。

木造、鉄骨、RC...

キャッシュではなく銀行ローンで買うという選択肢しかなかったので、銀行ローンがつきやすい物件が良いのかな、と漠然と考えた時期もありました。

1棟目はスルガ銀行で築古の木造でした。

これは単にスルガ銀行でしか、ローンを組めないのではないかと思ったからそう決めただけです。

築古の木造に「普通の」銀行がローンを提供してくれるとはまったく思えなかったのです。

現実に銀行はRC造の物件が大好きです。

なぜか。

減価償却期間が47年と最長だからです。

しかも、他の構造と比べると積算価格が割高になるからです。

つまり、

ローンを長期で組むことができ、

ローン総額が高くなります。

これはお金を貸して金利で儲ける側としては大変おいしい話です。

金利を長期間稼ぐことができます。

手堅い儲け方です。

銀行が「RCが大好き」というのは銀行にとってうま味があるからです。

これは銀行の都合であって投資家の都合ではないですね。

銀行が喜んでローンを出すRC物件であっても利回りが低くてCFの出ない物件なら投資家にとってメリットはありません。

しかもRCは最も固都税が高いのです。

銀行が最も喜んでローンを提供してくれるというのは不動産投資家にとっては、あまりおいしい話ではないかもしれません。

他人の都合で物件を選んではまずいですね。

自分の都合で選んで買うべきです。

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