2012年11月28日水曜日

不動産投資でインカムゲインとキャピタルゲインの両方を獲るのは難しい



基本的に不動産投資の最終結果はインカムゲインとキャピタルゲインの総和ということになります。

この両方ともうまくいって収益が上がればバンザイです。

現実にはどちらかを狙うという人の方が多いのではないでしょうか。

収益物件を買い、返済率を抑えて、稼働率を上げればインカムゲインは良くなります。

物件を買った時より高く売れればキャピタルゲインがあったということになります。

どちらも難しいことは間違いありません。

キャピタルゲインを狙う方が運営の仕事はしないで楽なように思えます。

この場合は仕入れの時に大きなエネルギーが必要になります。

とにかく安く仕入れなければならないからです。

プロである不動産業者でも土地や物件を安く仕入れるのは、そう簡単ではないはずですね。

素人ならなおさらです。

基本的にはプロである不動産仲介業者から物件を買うわけですから、仕入れ値に上乗せされた額でしか投資家は買えません。

インカムゲインを狙う方はどうかというと、物件を買う段階では同じことです。

その後の作業は投資家の努力次第で変わってきます。

返済比率を下げるために金利の低いローンを組む努力が必要です。

安定稼動を維持するために賃貸の客付けの努力が必要です。

インカムゲインの方が大変そうに見えますが、よく考えるとインカムもキャピタルも最初の仕入れの部分では安く仕入れなければならないという事実は同じです。

不動産投資というと、なぜか一般の非投資家は「一発勝負で濡れ手に粟」みたいなものを想像しがちです。

まったくそんなことはありえない。

そういうことが実際に物件を買って、運営してみるとよくわかります。

インカムゲインを安定させ、キャピタルロスを抑えること。

この単純な方法を地道に実施すること。

それしかありません。

ようするに「中古物件を高利回りで高稼働率を維持しながら運営する」ことしかないようです。

後のこむずかしい計算は枝葉末節だと思います。

0 件のコメント:

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...