2013年1月3日木曜日

不動産投資家の情報には資産額と背景が抜けているから投資手法の参考にはならない



不動産投資に関わる人たちは本当に様々なバックグラウンドを持っています。

例え「サラリーマン大家」などというカテゴリーに入りそうな人でも相当な幅があります。

そこに落とし穴が潜んでいるのです。

こういう人たちがネット上や人前で不動産投資のノウハウや銀行融資について語っているのです。

ここから出てくる情報を聞いて不動産投資の世界に入る人もいらっしゃるでしょう。

ウチもそうでした。

全く収益物件を所有していない状態の人からすれば、「経験者」ですからね。

しかも複数棟所有していて「うん億円」の借金をしているような人です。

信じちゃってもいたしかたないです。

大きな落とし穴というのは、こういう情報には、その投資家の「資産額」がすっぽり抜け落ちている場合が多いということです。

相続で大金を得て、そのお金を不動産にそっくり投入している人もかなりいるはずです。

こういう人は、あたかも「ゼロ」から出発して、うまく融資を組み収益物件を買っているかのように話します。

「相続でがっぽり入りました」とか「実家が金持ちで、嫁さんの実家が共同担保にしてくれる物件をたくさん持ってます」なんて人前で言うわけありませんよね。

この手の人に限らず自分の財布の中身を公開する人はいないでしょう。

この種の人の投資法や融資の自慢話を聞いても低所得で貯金もないサラリーマンはまったく再現できません。

不動産投資で「成功している」ように見える人が「見せていない」情報を想像しましょう。

不動産投資は物件を所有していない時期も買い進めていても、常に、いったいこの方向は正しいのだろうかと不安になります。

「表に出ている」情報が気になります。

不動産投資家から直接聞く情報も気になります。

人間は、自分に都合の良い情報だけを取ろうとします。

自分に都合の良い情報を「正しい」と信じがちです。

何が一番正しいかというと、あなた自身が体験した情報だけが「良い情報」で「正しい情報」なのです。

それも、あくまで「あなたにとって」です。

関連:儲かる収益物件を買う早い方法は必死に探すより必死に金持ちになること

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