2013年2月5日火曜日

不動産投資で儲けるためには短期の入居者は損失だから...



最近、ウチの物件で学生さんが退去しました。

わずか2年(未更新)の入居です。

大学生ですから2年程度で退去というのは想定の範囲内です。

やはりどう考えても損失というか痛い結果です。

なぜなら、ウチの物件は学生向けの狭いワンルームではないからです。

ファミリー物件で部屋も広いので1回のリフォーム費用も割高になります。

わずか2年でも壁紙が汚れるし、その汚れ方が微妙な場合、張り替えた方が良いのかどうかは悩ましいところです。

結局、次の客付けのことを考えると美しくリフォームした方が得策であろうという結論になります。

いつも、まともにリフォームして貸し出している物件が、リフォームせずに募集してしまうと、賃貸の営業さんから「手抜き」を見破られてしまいます。

そうなると、営業から見ると「決め物件」ではなく「噛ませ物件」に降格ですね。

賃貸経営の今後を考えると、そういう状況だけは絶対に避けたいところです。

ワンルームで入居者の入れ替えが激しい収益物件ならリフォーム費用も折り込みずみでしょうが、ファミリー物件で短期の退去は損失が大きすぎます。

こういう事態を避けるためには、やはり入居者の選定が重要だということです。

賃貸経営の初歩的なノウハウだと思いますが、空室が続くというのはオーナーにとってはプレッシャーです。

入居希望者が現れてくれるだけで、思わずよろめいてしまいます。

学生でも、ひょっとして就職してからも入居し続けてくれるのではないか、などと妄想してしまいます。

このあたりの「胆力」が試されるのが賃貸経営の難しさでしょう。

「あわてる乞食はもらいが少ない」

古代からの言い伝えを反芻してみます。

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