2016年4月3日日曜日

2度とバブルなんか起こらない? 不動産価格の波にのるとは

失われた25年?バブルが弾けてからいったい何年?もう二度とバブルなんか起こらないの?

この「失われた」ってフレーズは再びバブル期のような状況あるいは「高度経済成長」が日本に訪れるだろうという期待を前提に存在してますね。

そんなことは二度と起きないでしょう。これは私の意見です。

しかし約25年前にバブルが弾けてからバブルは何回か発生しています。これは意見ではなく事実です。

日本がこれから高度成長の状態を復活させるというのは40歳のおっさんの身長がさらに伸びることを期待するような奇妙な考えです。
ただし高度経済成長なんてありえないからといって、経済の循環が起こらないということはありません。

バブルというのは東京の中心部から発生するもので、その中心区から時間をおいて波及します。

千代田、中央、港区が震源でその後に他区へ広がり、都下や関東圏に広がります。ほとんどバブルが波及しない地域もありますから、そんなことが起こっているということすら気がつかないでしょう。

あなたが住んでいる身の回りのマンションや住宅の値段が上がっていくことにより気がつきますからそういう情報が入ってくる環境じゃないと無理ですね。

新聞や雑誌、役所が発表する情報は遅いので、そういう波にタイムリーにのることは難しいと思います。

私が住んでいる地域は震源に非常に近いと思われます。黙っていてもマンションの販促チラシなどは日常的にポスティングされます。

バブルかどうかは事が動いている最中にそれがわからないと、上手くそれにのって利益をあげることはできません。

バブルに気付くためには最も分かりやすい位置にいなければなりません。

闘いのリングに入っていなければなりません。

波の高低差が大きい地域にい続けて監視するのです。

周囲の環境にも左右されると思います。

株式投資の世界では靴磨きや牛乳配達の人が株の話をするようになったら「売り」だ、という「格言」があるそうです。

不動産の世界でも似たようなものです。

分不相応な人や業者が派手な動きをするようになったらバブルの頂点に近いということですね。

2007年ごろ、福岡の不動産業者が渋谷にワンルームマンションを建設しました。

リーマンショック後にその業者は倒産しました。

聞いたこともないような地方の業者が東京の都心で物件を買い始めだしたりしたら

「キテマス」ね。




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