2014年6月14日土曜日

21才で8千万円を貯めて大家になった「大黒天人」さんの特殊能力(健美家の投資家インタビュー)





健美家のインタビュー記事で大変参考になるな、と思ったものがありましたので、引用をさせていただきます。

引用:

物件を買うときは、どんなところを見ますか?

大黒天人さん
重視するのは、住所と価格です。ファミリータイプで利回り15%以上が一つの基準。その他、国勢調査の人口の動きや、県の人口調査も気にします。それと、エリアを広げるときは、実際にその街に暮らしてみるようにしています。
名古屋に関しては、半年ほど住んでみて、対象のエリアを決めました。私は不動産投資家は、鵜匠と同じだと思うんです。物件という鵜にたくさんお金を稼いでもらうためには、大家は「 いい漁場 」を選ぶことが大切です。

ファミリータイプを狙う、というのは基本的にウチと同じですが、「半年ほど住んでみて」からエリアを決めるというのは到底まねできません(笑)。

もし資金力があり、専業大家だったらトライするべき戦略かもしれませんね。

入れ替わりの激しい単身者向けの物件を避けるのは客付けの経費で消耗をさけるための懸命な選択と思います。

引用:

1棟当たり12室までを目安にしています。利回りを確保しやすく、売る時の手離れがいいからです。

巨大な物件に手を出さない。これも投資効率を高めるためには必要ですね。固定資産税が高くなりますから利回りが上がりません。


引用:

もちろん、頭が良いだけではダメ。学歴と収入が比例しないのは、お金儲けがそんなに単純なものではないからです。中でも、コミュニケーション能力は特に重要。遠隔地でも信頼できる相手を見つけて、うまく任せることで、自分がラクをできます。

学歴と収入が比例しないというのはデータとして誰かが証明した、というのを読んだことがあります。学歴と収入が関係するのは雇われて働くサラリーマンだけでしょう。

大黒天人さんが成功しているというのを納得できるのは、最初に不動産の種銭を稼いだのが「たまごっち」を転売して儲けたという経歴があるからです。

自分でお金を儲ける才覚があったというところです。サラリーマンが属性だけで融資を引いて不動産投資を始めたわけではないからです。


「心に残る師匠の教え5つ」というのはお金を稼ぐ人すべてに共通して使えると思いますのですべて引用させていただきます。


引用:

1、自分でできないことはするな。
2、不動産所得は決して不労所得ではない。不動産所得=多能所得である。
3、平凡の皮をかぶった非凡であれ。
4、法律は弱い人間の味方をするのではなく、知っている人間の味方をする。そしてそれは、裁判でも同様である。
5、不動産投資の基本は、いかに物を安く購入して(仕込んで)高く売る(売却)ができるかによる。
そして、交渉事は三方良し(売主・買主・世間(業者・入居者))であること。
自分だけいいと思う人はすべからく失敗する。


1)は、経営者は自分でなんでもやるべきではなく、「できる人」をいかにうまく使えるかということでしょう。

5)の交渉事は確かに、当事者の誰かが突出して儲けるという構造ではうまくいかないということですよね。

詐欺師が素人からお金を巻き上げても結局、最後は痛い目に会うというのと同じでしょうか。

2014年6月7日土曜日

住宅ローンは長期の返済なんかを計算してシミュレーションしたりするからややこしくなる





住宅ローンの金利は変動か固定か?

元利均等返済方式か元金均等方式か?

色々悩ましいことが多いですね。

結局、住宅ローンを借りることの目的がはっきりしないと、なんだかわからなくなりそうです。

はっきり言って個人的見解では、住宅ローンの設定は

「どうでも良い」

です。

なぜ、どうでも良いかというと

一つの物件の住宅ローンを完済することを考える必要はないと思うからです。

ここ15年ほどでマンション区分を2件購入し、戸建てを1棟新築しました。

いずれも住宅ローンを完済することなく売却して次の物件を購入して住宅ローンを組んでいます。

最初は8年、2回目は5年弱です。

現在3回目の住宅ローンを返済中です。

人間の人生は何があるかわかりません。

住宅ローンを35年で組んで35年後のあなた自身の状況や世の中、あるいは居住環境の変化を予言することはできません。

5年先もまったくわかりません。

ですから、そもそも35年をトータルして住宅ローンの損得をシミュレーションすることには何の意味もありません。

ファイナンシャルプランナーや銀行員の言うことなんか聞いてはいけません。

誰の言うことも聞いてはいけません。

住宅を住宅ローンを組んで買うことに金銭上のメリットを期待することはできません。

なぜなら、自宅として使用する不動産はお金を生み出すことはないからです。

お金を生み出さないのに借金をするということはリスクしかないということです。

では、このリスクを回避するためにはどうしたら良いのでしょうか。

答えは非常にシンプルです。

住宅を買った後に住宅の価格がなるべく下がらないような物件を買うということです。

99.9%の新築物件は購入の契約を結んだ瞬間に転売した時の価格はがっくりと下がります。

これを防ぐことは不可能です。

買った瞬間に

「中古物件」

になるのです。

ただ、物件によっては下落幅が小さいものもあります。

それは都心の人気地区で利便性の良い物件です。

そんなの高い物件に決まってますよね。

じゃ、あきらめて中古を買いましょう。

ただし、中古も同じような条件の物件じゃないとリスク回避はできませんね。

買った直後に会社をクビになって収入が途絶えた状態を想像して住宅を買えば良いだけです。

ようするに物件を売って住宅ローンの返済額が残っていなければ良いわけですよね。

5年後に物件を売らなければならなくなった時に残債がなくなる程度の借金ならリスクは低いでしょう。

この年数をどう考えるかはあなた次第です。

フルローンで元利均等ならなかなか残債は減らない。

そのような状態で購入後の価格下落幅が大きい住宅を買えばドボンです。

リスクの度合いを比較すれば

新築 > 中古

元利金等 > 元金均等

これくらいを頭に入れておけば良いのではないでしょうか。

もちろん金利が低ければ低いほどリスクは低いはずです。

後は

頭金少ない > 頭金多い

ですね。

あれ、これって収益物件と同じことか...

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